2025.10.30 センター初の論文を発表しました。
2025.9.5 甲状腺がん共同研究センターのホームページを作成しました。
▲ 上に戻る本センターは、甲状腺がんについて、エキスパートによる遺伝子解析・病理診断を提供し、外科治療、放射線治療、分子標的治療等を行った臨床情報とともにデータベースを構築、分子レベルの基礎から臨床まで横断的な共同研究を行うことを目的として設立されたネットワーク・バーチャル研究センターです。
甲状腺がんの基礎研究を行うアカデミックな施設は非常に限られており、基礎・臨床の垣根を低くし、多くの研究医の育成に貢献することも本センターのミッションの一つです。
▲ 上に戻る本センターは、様々な病院から受け入れる検体について遺伝子・組織解析や病理診断を行い、臨床情報とともにデータベース化し、集積したデータを用いた研究を行います。
遺伝子解析は、検体についてBRAFV600E、TERTプロモーター変異だけの解析、それらにNRASQ61を追加したものから主なドライバー変異を網羅したカスタム遺伝子パネルによる網羅的解析まで目的によって様々な手法を用います。また、免疫組織化学染色による解析や病理診断の再評価も行います。
臨床情報は、用いた治療法やその効果、予後を含み、genotype-phenotypeデータを蓄積します。
センター参加施設より遺伝子・組織解析、病理診断の依頼を受けつけます。臨床情報はウェブ上のデータベースに入力します。蓄積した症例を用いた研究の希望も受け付けます。
▲ 上に戻る解析を希望される場合、本センターへの参加をお願いいたします。
解析は研究の一部となるため、初めて解析を依頼される場合は、各施設の倫理審査会で研究計画を承認していただく必要があります。審査のやり方は施設ごとに異なっている可能性がありますので、自施設でご相談の上、まずは当センターにご連絡ください。
どのような種類の解析を行うかは、当センターとの相談で決定します。その後、依頼書への記入・返送をお願いします。解析結果が出ましたら、報告書を送付します。
Web上のデータベースに臨床情報の入力をお願いします。甲状腺がんの経過は長期に渡るため、予後追跡にご協力いただけることが必要です。
報告はあくまで研究目的のものであり、臨床上の決定に資するものではないことをご理解ください。
本センターでの解析は医師・研究者が行う研究目的のものであり、患者本人からの依頼は受け付けておりません。
▲ 上に戻る患者さんの検体や情報を用いて行う臨床研究を行う際は、原則、口頭または文書で同意をいただきます。ただし、何かしらの理由で直接に同意をいただけない場合、通常の診療で得られた情報や余った検体を用いて行う研究については、国が定めた指針に基づいて、あらかじめ研究概要を公開することで、患者さんが利用について拒否できる機会が保障されています。この研究概要の公開をオプトアウトと言います。本研究に関するオプトアウトは以下のとおりです。
以下はPDFファイルへのリンクです。
情報公開文書 ▲ 上に戻る
Malignant Potential of Thyroid Follicular Nodular Disease With Solid/Trabecular Components: A Case Report.
Pathol Int, Online ahead of print
[PubMed]