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長崎大学原研幹細胞【ブログ】
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1. 幹細胞と再生医療
 
 組織幹細胞の機能障害は、様々な病態の発生に寄与し、幹細胞を用いる再生医療に対する期待も高まっている。我々は、特に病態組織臓器の微小環境に注目し、幹細胞および再生医療関連研究を推進している。


2. 幹細胞と放射線被ばく影響
 
 放射線による生体影響、特に非癌疾患リスクに関しては、十分な検証が行われておらず、不明な点が多く残されている。我々は、生体組織幹細胞の視点から放射線影響をより科学的に検証し、放射線傷害を軽減する方法を探っている。


3. 癌幹細胞と幹細胞
 
 癌細胞の中にはより未熟な癌幹細胞が存在している。また、生体組織幹細胞は癌発生の主な源であると考えられている、癌幹細胞と組織幹細胞における共通の細胞生物学特性および両者の関連性について調べている。


4. オートファジーとゲノム安定性の癌生物学
 
 細胞内大規模分解系のオートファジーは細胞と生物個体の恒常性を維持し、神経変性疾患や糖尿病など様々な疾患を防いでいる。また、オートファジーは正常な細胞の恒常性を維持して発がんを抑える一方、ひとたび腫瘍が生じるとがん細胞の生存に貢献するという二面性がある。我々はゲノム情報のエラーを起こすDNA複製の異常やがん幹細胞の維持という新しい視点からオートファジーの役割を捉え直し、がん生物学に新分野を創出する。多様なオートファジーの機能を鑑み、集学的かつ柔軟なアプローチによりオートファジーの総合的な理解を目指す。


5. イモリを用いる研究
 
 イモリは、強い再生能力を有しながら、発癌しないことが知られている。実験動物として、再生医療関連研究、放射線影響研究、細胞生物学基礎研究などに用いられる。
 
 
 
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