社会貢献

Deoartment of Radioisotope Medicine
Atomic Bomb Disease Institute, Nagasaki University


原爆土壌資料保管室のご案内

「原研放射教室では、1945年の長崎原爆投下の際に生じた放射性降下物(フォールアウト※)による残留放射能を測定するため、1970年頃より長崎市内を中心に土壌の採取を行ってきました。
採取した土壌試料は、原爆の残留放射能による被ばく影響を評価するため、活用されました。その後、約半世紀に渡って古い容器に入れられたまま保管されてきましたが、この度これら試料を全て整理整頓し、新しく「原爆土壌試料保管室」として、公開することになりました(2022年8月)。
一部の土壌試料は、現在でもごく微量の放射能が検出されることから、原爆の影響や実態を示す大変貴重な試料と言えます。

※フォールアウトとは、核爆発後に大気中に放出された放射性物質が地表に降下する現象のこと。原爆の爆発によって発生した放射性物質が地表に広がり、周辺地域に放射能汚染が広がりました。

原爆土壌資料室はどなたでも見学可能です(個人・団体)。
見学希望の方はお気軽にご連絡ください。
長崎大学原研放射 
095−817−7103(学内内戦7103)


西 弘大
  • 長崎大学原子力災害対策本部 「原子力災害医療中核人材研修」講師
福田 直子
  • 長崎大学原子力災害対策本部 「原子力災害医療中核人材研修」講師
  • 長崎・ヒバクシャ医療国際協力会(NASHIM) 長崎大学研修生受入れ事業WBC測定担当
  • 公益財団法人原子力安全研究協会 「モニタリング技術に関する基礎的な講座」講師
  • 公益財団法人原子力安全技術センター 「原子力防災基礎研修」、「防災業務関係者研修」講師