8月29日はカザフの平和記念式典です。
セメイ州立医科大学主催の献花式に参列しました。 Semey(旧Semipalatinsk)は旧ソ連時代の核実験場があった地域で、40年以上にわたって放射能汚染が繰り返されてきました。
広島・長崎とは共有できる負の歴史があり、山下副学長や下川研究科長をはじめ長崎からも多数の参列者がみえています。
二人の背景のモニュメントはキノコ雲がモチーフです。
その後セメイ医科大学での国際シンポジウムに参加です。
“Ecology, Radiation, Health”がテーマで第13回目になります。
広島、島根、長崎大学の研究者が参加され、共同研究の成果の発表がありました。
原研病理からは中島と、カザフ出身のジャンナが発表しました。中島の発表のモジュレーターのひとりは本学で学位をとったアイヌル先生です。
セメイの共同研究者、友人たちが多数訪ねてくれました。
皆さん有難うございます。
帰りはAlmatyで乗り換え。
夜まで時間があったので観光地のコクトベへ行きました。
アルマトイがんセンターのジャナル先生とラオシャン先生にお世話になりました。
お金持ちの別荘のある高地で、スキーのジャンプ台もあり、国際大会(アジア大会等)も開催されたそうです。
ビートルズの像がありました。理由は不明です。。。
ボルダリングもやってみました。
イルティシュ川の橋はJICAの支援によるもので日本との友好の象徴です。
セメイ医科大学、がんセンターとの学術交流や共同研究は今後も継続します。
以上教授の旅日記でした~
ハプニングもありましたが、
お疲れ様でした。 |