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2017年4月〜2018年3月 【学会報告】
 
近 況学会報告学生・研修医の皆さま

第21回日本内分泌病理学会学術総会
2017-11-09 16:58:50

10月27日から28日に東京コンベンションセンターにて第21回日本内分泌病理学会学術総会が開催され、原研病理からは中島教授、松田助教、医学科4年の木住野さんが参加しました。
木住野さんは昨年度のリサーチセミナーでの研究である『放射線誘発甲状腺がんラットモデルでの被爆特異的腫瘍化分子指標の探索』について発表を行いました。
この数か月、放課後スライドの修正や発表内容の打ち合わせのため何度も教室へ足を運び松田助教と頑張ってる姿を見かけました。
発表前日ホテルにチェックインを済ませた後もホテルのロビーで何度も発表の練習(最終調整)を入念に行いました。初めての学会更に発表と、とても緊張した面持ちでしたが、練習の甲斐あって堂々とした発表をしてくれましたよ。

そしてなんと奨励賞を受賞



すご~い、頑張ったね。

学会理事長や大会会長からもお褒めの言葉をいただき良い経験になったのではないかと思います。

改めまして
木住野さん、受賞おめでとうございます。

このことは長崎大学ホームページと原爆後障害医療研究所のホームページにも載っています。

長崎大学ホームページ
http://www.nagasaki-u.ac.jp/ja/about/info/news/news2489.html

原爆後障害医療研究所のホームページ
https://www.genken.nagasaki-u.ac.jp/abdi/news/information/gknews20171028.pdf



お疲れ様でした。


日本放射線影響学会第60回大会 in千葉
2017-11-06 11:29:26

10月25日から28日の4日間、千葉市の京葉銀行文化プラザにて日本放射線影響学会第60回大会が開催され、原研病理からは、中島教授、七條助教、松田助教、松山助教、荒木が参加しました。


七條発表
【アミノ酸混合物シスチン・テアニンの放射線防護効果:前後投与による生存率と急性大腸障害への影響】


松山発表
【アミノ酸混合物シスチン・テアニンの放射線防護効果:前投与による生存率と急性小腸障害への影響】

お疲れ様でした。

来年は11月7日から9日まで原研分子の永山教授が学会長で長崎ブリックホールにて開催されます。

いよいよで〜す。


29th European Congress of Pathology Part1
2017-10-12 16:48:16

9月3日から開催された29th European Congress of Pathologyに原研病理から中島教授、松田助教と、病院病理部の赤澤先生が参加されました。
以下は松田助教の学会レポートです。

9月3日から6日までオランダのアムステルダムで開催された29th European Congress of Pathologyに中島先生、赤澤先生と小生の3名で参加しました。仁川で大韓航空に乗り換えオランダまで✈大韓航空は初めて利用しましたが、機内食も美味しく快適なフライトを楽しめました。
アムステルダムのスキポール空港に到着すると、留学中のオオツボ先生が迎えに来てくれて、ビールで長旅を癒すことに 。

到着早々Heinekenを片手に再会を喜びました。

学会初日は赤澤先生の口演発表。
素晴らしい内容とプレゼンテーションを披露してくれました。
演題名【Increased 53-binding protein 1 nuclear foci expression in the liver of patients with non-alcoholic fatty liver disease】

学会会場のAmsterdam RAI



平均身長世界一のオランダ。オランダサイズの演者席モニターが高すぎて赤澤先生が隠れてしまいました。



発表が無事に終了し、飲み比べセットで乾杯。
その後オオツボ先生も合流しました。

ライデン大学ではオオツボ先生が留学しているライデン大学の研究室を案内してくれ、オオツボ先生の素敵なご自宅にも招待してくれました。

ライデン大学の前で


ライデンの風景

オランダと言えば運河そして芸術大国。
デン・ハーグまで足を延ばしマウリッツハイス美術館でフェルメールの『真珠の耳飾りの少女』やレンブラントの『デュルプ博士の解剖学講義』を見学しました。さらにアムステルダムではオランダが世界に誇る美の殿堂、アムステルダム国立美術館へ。レンブラントの『夜警』はその大きさと美しさは圧巻でした。隣接しているゴッホ美術館へも訪れ、有名な『自画像』や『ひまわり』を見学しました。


アムステルダム国立美術館

最後に小生のポスター発表。

演題は【Significance of p53-Binding Protein 1-Nuclear Expression in Urothelial Tumours: Implication of DNA Damage Response in Association with Tumour Grades】で、原研病理のOBでもあるイセキ先生と先輩のカワサキさんとの共同研究です。 

午前中のディスカッションに加え、夕方開催されたデジタルポスターでの口頭発表。渡欧前英語が苦手な小生のために、赤澤先生を始め留学生のHanh先生、Hoa先生、Aung Myo先生が徹底的に英語指導をしてくれて無事に終えることが出来ました。

そのおかげでBest poster in the uropathology sessionに選ばれ、全26セッションの中から優秀賞を決めるので閉会式に参加してくれとのこと!
赤澤先生も口演優秀賞を決定する為の最終コンぺティションに参加することになり、揃って閉会式に参加することになりました。
赤澤先生を含むBest oral Prizes候補5名がメイン会場での最終発表を終え、いよいよ表彰式。

結果は。。。
CMの後で(笑)ではなくPart2へ


29th European Congress of Pathology Part2
2017-10-12 16:51:43

さてさて運命の結果発表。

結果、赤澤先生はBest Oral Presentation Prizes、小生はBest Poster Presentation Prizesとダブル受賞。
100か国以上の研究者が参加する国際学会で、原研病理の研究がダブル受賞という快挙を達成しました。2人の名前が呼ばれた時に思わず中島教授が「マジか!!」と歓喜の声を上げたとか。。。



国際学会でのプレゼンテーションと受賞、とても実りの多い学会でした。

以上松田助教のオランダ放浪記でした。

ダブル受賞
すごいですね~
おめでとうございます。

この受賞に関することは長崎大学ホームページ及び原爆後障害医療研究所のホームページにも掲載されています。

リンクはこちらです
長崎大学
http://www.nagasaki-u.ac.jp/ja/about/info/news/news2453.html
http://www.nagasaki-u.ac.jp/ja/about/info/news/news2454.html

原爆後障害医療研究所
https://www.genken.nagasaki-u.ac.jp/index-sjis.html 

これに続けとばかりに原研病理スタッフ一同、更に日々業務や研究に励んでおります。

今年も早いものであと3か月弱
悔いの無いよう過ごしましょう。


セメイ出張Part1
2017-09-14 12:01:54

8月25日から30日まで中島教授と橋口助教が出張でカザフスタンへ行ってきました。
以下は教授自らの出張レポートです。

カザフスタンへ行ってきました。
行きは予定の飛行機が大幅に遅れて仁川で1泊、翌日Almatyに着いて1泊しUst-Kamenogorskへ、Semeyへは迎えに来てくれたジャンナパパと友人のヌルランの車で約2.5時間と、2日間半かけて着きました。午後からは早速講義です。韓国料理も楽しめました。

病理部のニイノ先生と法医のイケマツ先生と一緒。
カザフに着いてAlmatyのステーキ屋で1杯目。

Semeyに着いて早速、セメイ市がんセンター病理修士課程の講義協力に関する会議に出席しました。



センター長のサンドバイエフ先生(中島と同年齢)に表敬、関根名誉教授の写真集をプレゼントしました。
センターでは関根先生は有名で顔写真と花の写真が廊下に飾ってあります。

2日に及び集中講義を行いました。
講師は中島、橋口、ニイノ先生(病理部)、イケマツ先生(法医学)で、合計7コマの集中講義です。たくさんの質問があり、充実した時間を過ごしました。

講義にはカザフの6都市のがんセンターの病理医、腫瘍科、法医、血液内科、消化器内科の医師や学生が多数参加しました。


橋口先生は拡大内視鏡についての質問への対応に追われました。


参加者との記念撮影です。


がんセンターの先生たちと懇親会の二次会。カラオケボックスで盛り上がりました。

ウォッカも沢山いただき友情を深めました。

Part2へ続く


セメイ出張Part2
2017-09-14 15:09:23

8月29日はカザフの平和記念式典です。
セメイ州立医科大学主催の献花式に参列しました。 Semey(旧Semipalatinsk)は旧ソ連時代の核実験場があった地域で、40年以上にわたって放射能汚染が繰り返されてきました。
広島・長崎とは共有できる負の歴史があり、山下副学長や下川研究科長をはじめ長崎からも多数の参列者がみえています。



二人の背景のモニュメントはキノコ雲がモチーフです。

その後セメイ医科大学での国際シンポジウムに参加です。

“Ecology, Radiation, Health”がテーマで第13回目になります。
広島、島根、長崎大学の研究者が参加され、共同研究の成果の発表がありました。
原研病理からは中島と、カザフ出身のジャンナが発表しました。中島の発表のモジュレーターのひとりは本学で学位をとったアイヌル先生です。


セメイの共同研究者、友人たちが多数訪ねてくれました。
皆さん有難うございます。

帰りはAlmatyで乗り換え。
夜まで時間があったので観光地のコクトベへ行きました。

アルマトイがんセンターのジャナル先生とラオシャン先生にお世話になりました。
お金持ちの別荘のある高地で、スキーのジャンプ台もあり、国際大会(アジア大会等)も開催されたそうです。


ビートルズの像がありました。理由は不明です。。。


ボルダリングもやってみました。


イルティシュ川の橋はJICAの支援によるもので日本との友好の象徴です。
セメイ医科大学、がんセンターとの学術交流や共同研究は今後も継続します。

以上教授の旅日記でした~

ハプニングもありましたが、
お疲れ様でした。



第2回放射線災害・医科学研究拠点カンファランス及び第58回原子爆弾後障害研究会参加
2017-06-12 15:14:43

6月3日(土)に第2回放射線災害・医科学研究拠点カンファランスが、4日(日)に第58回原子爆弾後障害研究会が広島国際会議場ほかにてそれぞれ開催されました。
原研病理からは、中島教授、三浦講師、松田助教、大学院の黒濵先生と医学科5年のオオノダくんが参加しました。
まずは土曜日のカンファランスにて。

【放射線誘発甲状腺癌ラットモデルでの被曝特異的分子指標の探索】
松田助教発表

続きまして日曜日の後障害研究会にて
 【長崎原爆被爆者組織組織バンクの経過報告(第4報):凍結保存期間とRNAの品質について】
三浦講師発表

【被爆者保存組織の活用を目的としたホルマリン固定パラフィン包埋組織(FFPE)DNAの分子解析試料としての系統的評価】
オオノダくん発表

皆さんお疲れ様でした 。


第58回日本臨床細胞学会春期大会
2017-05-31 16:49:14

5月26日から28日まで大阪国際会議場にて第58回日本臨床細胞学会春期大会が開催されました。
原研病理からは、中島教授、松田助教、技師の高木さんが参加しました。 

高木さんは昨年お子さんを出産し、しばらく産休に入っていたのですが、この5月に復帰し早速この学会に向けて頑張ってきました。

高木さんポスター発表
【子宮体部原発神経内分泌癌2例の細胞像】


松田先生ポスター発表
【ETV6/NTRK3遺伝子転座散発性小児甲状腺乳頭癌の1例】 

皆さんお疲れ様でした。

次回は第56回 秋期大会が11月18日、19日に福岡国際会議場ほかにて、
第59回 春期大会が6月1日から3日まで北海道にて開催予定です。


第106回日本病理学会総会
2017-05-12 09:56:56

4月27日から29日まで東京の京王プラザホテルで第106回日本病理学会総会が開催され、原研病理からは教授のほか7名が参加してきました。




上木先生 ポスター発表
【甲状腺乳頭癌から放射線治療後に未分化転化した一剖検例】


ハン先生 ポスター発表
【β-catenin 核内発現陽性の皮膚原発癌肉腫の1例】


中島教授と


松山先生 ポスター発表
【アミノ酸混合物シスチン・テアニンの放射線防護効果:急性小腸障害への影響】
七條先生 ポスター発表
【アミノ酸混合物シスチン・テアニンの放射線防護効果:急性大腸障害への影響】


黒濵先生 ポスター発表
【自己免疫性肝炎と薬物性肝障害の病理組織学的鑑別のための有用項目の検討】


松田先生 一般口演
【膀胱尿路上皮腫瘍でのDNA損傷応答分子53BP1発現解析の意義】 

その他に、、、
三浦先生 一般口演
【バイオバンクにおける冷凍保存期間とRNAの質:長崎原爆被爆者組織バンクについて(第4報)】

皆さんお疲れ様でした。

来年の107回総会は6月21日から23日までロイトン札幌で開催されます。

 
 
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