長崎の原子爆弾被害に関する科学的データ
原子爆弾被害の医学的側面
長崎原爆の人体に与える影響
急性期
原爆による死亡率
急性期症状の頻度
脱毛
大腸
骨髄組織
後障害初期
ケロイド
原爆白内障
染色体異常
小頭症
後障害後期
白血病
甲状腺がん
乳がん
胃がん
悪性腫瘍の部位別相対リスク
多重がん
精神的影響
原子爆弾被害の物理的側面
物理的被害
物理的被害地図
物理的影響
爆風による影響
熱線による影響
放射線による影響
原子爆弾被害の疫学的データ
被爆者データベース
被曝線量と死亡率
抜歯資料を用いた被曝線量推定
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脱毛
A 脱毛
B:毛根とその基部の縦断
毛根とその基部
A: 18歳、女性、被爆地:約1.1km [#241260, NP159(K)]
B: 脱毛部では毛髪の母細胞である毛母基、そしてそれに続く内毛根鞘、外毛根鞘が強く障害されていた。
C:脱毛・出血の出現時期(死亡者例:計)
脱毛・出血の出現時期
早い人で1週間後から始まり、第3週頃発症した人が多かった。皮下出血もしばしば合併してみられた。(生存者の多くでは、12~14週で元に戻った。)
D:脱毛・出血の頻度(距離別)
脱毛・出血の頻度
脱毛の発症頻度は被爆距離に密に相関し、生存者でみると近距離で被爆した人ほど高頻度であった。
[調来助、吉澤康雄:医師の証言 長崎原爆体験。東京大学出版会、東京、1982より改変]
原爆後障害医療研究施設