原爆被災資料
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昭和27年原爆班研究報告


長崎医大 解剖学教室 教授 安中正哉

被爆児童の発育に関する研究

目的: 被爆を受けなかった児童と被爆児童との間に発育上の違いがあるかないか
を計測学的に出すのを目的とする。
方法: 長崎市山里小学校児童の中で、被爆した300名、その対稱として原爆を受けなかった者300名について次の項目の計測を年間4回行うことにして、本年は11月に第1回の計測を行った。
計測項目: 身長、胸骨上縁髙、恥骨結合上縁髙、右肩峰髙、右中指先髙、右腸骨前棘髙、肩峰幅、骨盤幅、頭長、頭幅、頬骨弓幅、形態顔面髙、頭耳髙、胸囲、右上腕伸囲、右大腿最大囲、右下腿最大囲、体重
以上の項目から計算によって次の項目が出される。
  上肢長、下肢長、躯幹長、頭長幅指数、頭長髙指数、頭幅髙指数、形態顔面指数、比肩峰幅、比骨盤幅、比胸囲、比体重、脚囲径指数、比上肢長、比下肢長、比躯幹長
成績: 計測値は目下整理中であるので、報告出来ない。

所蔵 広島大学放射線医科学研究所
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