長崎大学医学部 病理学教室 松岡 茂
被爆者屍体病理解剖学的並に病理組織学的研究、特に血液病について
長崎大学 松岡 茂、松永春二、河部康男 |
研究材料及び方法：長崎大学病理学教室、長崎ABCC その他に於て剖検せられた被爆者屍体の肉眼的及び組織学的検査を行い、特に血液病症例（主として各種白血病、貧血症等）を詳細に検索し、非被爆者の同症と比較検討する。
研究目的：上記の方法によって被爆者に何か病理形態的特有性はないかどうかを見出そうとする。
研究経過、成績：今日まで、被爆者の白血病屍十数体、貧血症屍数体を有し、目下検索中であるが、未だ所期の目的を達するまでに至って居ない。 |
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