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猪又忠徳 氏
国際連合機構諸組合同監査団独立監査委員 |
国連組織の不正に目を光らせる独立監査官の猪又忠徳氏が5月15日第108回日本外科学会学術集会の国際シンポジウム『世界のテロ・大災害の経験に学ぶ』の講演者として来崎されました。国際機関の内情を中立厳正に評価頂き、国際社会で活動することの正しい目を養いたいと思います。建前と本音が交錯する社会にあり、どのような規範を胸に活動することが大切なのかを国連機関の問題点を明示しながらご講演頂きます。
大学院生以外にも将来医学・医療職を目指す学生に対して、国際協力に携わるときの国際関係上の心構えに役立つことをお話し頂きます。これら国連システムによる緊急人道支援体制や保健衛生部門の役割など、目から鱗の話を聞く絶好の機会です。外務省一筋のご経歴ですが、一時期神戸大学教授として大学教育にも携われ、その後コスタリカ大使を歴任され現在ジュネーブに在住です。国連本部や諸機関の効率向上のための査察、評価、提言などを行う11人の独立監査官のお一人で、唯一の日本代表者です。ご趣味は機械いじりだそうですが、フランス語の達人です。 |
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