長崎大学グローバルCOEプログラム「放射線健康リスク制御国際戦略拠点」
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第49回グローバルCOEセミナー

放射線生物学の新展開と田矢洋一版『沸騰都市シンガポール』


田矢 洋一 先生
シンガポール国立大学教授


本学の客員教授である田矢先生による第二弾の講演会です。周知のようにp53は分子量が5万3千の蛋白質でヒトの癌の約50%で変異による失活が見られ、発癌のメカニズムを解明する上でも、新しい癌治療法を開発する上でも、最も重要な蛋白質です。p53は細胞のDNAがダメージを受けた時に細胞の増殖を停止させたり、あるいはアポトーシスという細胞の自殺を誘導したりとさまざまな働きをします。このp53上に約13ヶ所存在するリン酸化部位をそれぞれ別々に認識する抗体をほぼすべて作製し、これらのリン酸化部位のうちの特定の部位のリン酸化がDNAダメージなどによる特定のリン酸化酵素の活性化によって誘導され、p53のさまざまな生理機能の発揮を制御していることを明らかにしています。現職にありなお精力的に研究を主導するその成果をシンガポールの素晴らしさと一緒に紹介して頂きます。
 
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