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第61回グローバルCOEセミナー
長崎県がん登録の特長とその成果
早田 みどり 先生
放射線影響研究所疫学部・長崎県がん登録室室長
長崎におけるがん登録は、被爆者の発がんを把握し被爆の影響を調べる目的で、1958年長崎市医師会の事業として発足した。日本で3番目に古い地域がん登録である。正しい答えを得るためには、正確な実態把握が重要である。そのため、当初より採録による情報収集を行ってきた。1974年からは、病理情報の収集も開始され、登録の量のみならず診断の質の向上にも貢献している。1984年には登録のカバー範囲が長崎県へと拡がるも、登録精度を維持しつつ今日まで登録事業が継続されている。この間、登録の実務は一貫して現在の放射線影響研究所が行ってきた。
登録データは被爆者のがん罹患調査に利用されるばかりでなく、WHOが5年ごとに出版する「5大陸のがん罹患」にも長年にわたり掲載されている。また、当然のことながら、長崎県のがん対策にも大いに役立っている。
長崎県がん登録の成り立ちとその特長を説明するとともに、成果の一部を紹介したい。がん登録を理解していただく一助になれば幸いである。
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