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サイモン・ベッカー・ジェンセン先生
コペンハーゲン大学健康科学部Novo Nordisk財団蛋白質研究センター |
DNA損傷は、細胞内代謝や環境中の毒性物質への曝露によって生成し、もし修復されなかった場合には、生命にとって重大な脅威となりうる。このため、細胞には総合的なシグナルネットワークが存在し、副次的なDNA損傷を感知し、統合的な細胞応答を制御する。この結果、細胞の増殖を停止したり、DNA損傷修復を活性化することによって、ゲノムに変異が蓄積することを防いでいる。我々は、この反応にユビキチン化が極めて重要な働きをしていることを見いだした。本セミナーでは、DNA損傷応答におけるユビキチン化の関与、およびその役割について議論する。 |
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