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第85回グローバルCOEセミナー

東南アジアにおける熱帯感染症の病態研究

大石 和徳 先生
長崎大学客員教授、大阪大学特任教授

 デングは熱帯・亜熱帯地域において公衆衛生上問題となる蚊媒介性ウイルス感染症であり、血小板減少症と易出血傾向はその臨床像の特徴である。我々はこれまでフィリピンにおいて血小板減少の免疫学的機序について研究を継続してきたが、その結果得られた最近の知見を紹介する。一方、我々は北タイにおける人獣共通感染菌Streptococcus suisによる侵襲性感染症についての疫学研究を展開中であり、本症の経口感染としての病態を明らかにしつつある。このような、熱帯地における見過ごされている感染症の病態解明のアプローチの重要性について概説する。

 
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