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第2回アジア放射線研究会議(ACRR 2009)報告 |
第2回アジア放射線研究会議(2nd Asian Congress of Radiation Research)は2009年5月17日〜20日、韓国ソウル市中心に位置する大型複合施設COEXモール内で開催された。計4日間で600名以上もの参加者が訪れ、活気ある雰囲気の中でアジアにおける放射線研究のあり方について議論が交わされた。
本会議の特色として、24のテーマに細分化された異なる様々な放射線研究分野のtopicsに触れることができ、 放射線生物学研究の国際的な現状とレベルを広く再認識し大いに刺激を受けた。なかでも私はDNA損傷・修復応答、低線量放射線による生物影響やがんの分子標的治療などのセッションに参加し、どれも興味深く聴講した。また、自身のポスターセッションでは比較的世代の近い海外の若手研究者たちと貴重な意見交換を交わすことができ、大変有意義な会議参加であった。
最後に、今回の海外渡航を助成して頂いたGCOE 運営委員会の方々および渡航の機会を与えてくださった山下俊一教授、鈴木啓司准教授に心より御礼申し上げます。また、同行した研究室メンバーの方々のサポートに深く感謝いたします。 |
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