活動

台湾・台北栄民総医院の視察団が長崎大学高度被ばく医療支援センター等を訪問されました。


 平成28年9月5日、台湾の高度被ばく医療機関である台北栄民総医院の医師・看護師が長崎大学を訪問し、高度被ばく医療支援センターや原子力医療・総合支援センターに関係する原爆後障害医療研究所(原研)や病院内の施設を見学し、説明を受けました。 訪問団は、黄文盛核医学分野主任(教授)を団長とする7名で、大学病院の中尾一彦副病院長を表敬訪問した後に、原研病理の中島正洋教授や救命救急センターの田崎 修教授、さらには台北栄民総医院の陳燕嘉主任による長崎大学、台北栄民総医院の活動紹介が行われ、引き続き病院、原研の施設見学が行われました。特に原研の施設見学では、ホールボディカウンタの説明が行われ、設置の経緯や検査の実際等について、台北栄民総医院の訪問団との質疑応答が行われました。 長崎大学はこれまで、WHO(世界保健機関)等と連携しながら国際的な緊急被ばく医療ネットワーク構築に貢献してきましたが、今後台湾をはじめとするアジア諸国との国際連携はきわめて重要であり、今後も人事交流を含めた連携を強化していく予定です。     (高村 昇)